2020年の総括

長らく更新が途絶えておりましたが、この年末年始の機会を使って2020年の総括をしようと思います。

目次

一言で表すと?

2020年を1年を一言で表すと、「人生予想できない」です。

2020年は世の中的にも、個人的にも大きな変化のある1年でした。コロナウイルスは未だに収束の気配がなく、今後どうなってしまうのでしょう、、、

ちょうど1年前を思い返すと、オリンピックに期待を膨らませ、オリンピック後の経済不安を懸念していました。まさか、オリンピック延期、甲子園中止になるなんて思いもしませんでした。1年でこんなドラスティックな変化が起き、世界全体が変化し、人々の生活、企業の経営状況、雇用環境が起きることを予想できた人は誰もいないでしょう。「ニューノーマル」というバズワードが生まれ、IT化の推進も強制的に推進されました。

日常生活は基本的に「連続的な変化」であるため、俯瞰してみないと社会の大きな変化をとらえることができませんが、2020年は「ステップ関数的(不連続)な変化」が起き、社会の変化をより実感することができました。

2021年はオリンピックの開催、海外旅行の解禁、マスク文化の終焉?あたりを願っています。

個人的には?

そんな社会変化と同様、個人的にも大きな変化があった1年でした。社会人生活を期待し、意気込んで始まった2019/4からはや9ヶ月で退職を決意し、2020/4からはニート?フリーランス?(以後、無職)になりました。

この記事にもあるように、毎日仕事をしているうち「何しているんだ俺」と感じ嫌気がさしました。そこで、「自分で稼ぐ力をつける」「世の中の人に使っていただけるもの・サービスをつくりたい」という想いの元、決意し退職を決めました。以後、退職後どんなことをやっていたのか書いていこうと思います。

「おうちのレビュー」開発

この無職期間に一番工数をかけたのが、リフォームマッチングサービス・住宅設備の口コミサイトである「おうちのレビュー」の開発です。

戸建てリフォーム業界は6兆円という巨大市場ですが、10,000社以上の小規模事業者が市場規模の50%近くを占める市場です。携帯電話市場のような3社独占ではなく、「小規模事業者が奮闘している業界」なのです。しかし、そんな業界ですが、資本力の小さな小規模事業者が多いゆえ、チラシ広告など旧来手法による集客がメインでありインターネット広告に進めていないこと、オンライン上で完結できるリフォームマッチングサービスがあるが、結局資本力のでかい事業者しか登録できていないことから、小規模事業者向けにローカライズしたリフォームマッチングサービスのニーズがあるのではないかと考えました。

そこで、無職期間を使い 「おうちのレビュー」 の開発を続けました。現在、法人事業者の募集はまだしておりませんが、2021/4以降に募集を始めるべく、自治体の起業家支援セミナーを受講し、補助金を受けながらサービスを始めようと考えています。

「タツノコスクエア」の開発

おうちのレビュー」 の開発をしている中、ふとコロナで苦しむ小規模事業者の方たちを救えるサイトを立ち上げようと思い、1週間ほどで簡単なサイトを立ち上げました。私の住む町でよく使われる「タツノコ」とう愛称、そして皆が集まる広場という意味を持つ「スクエア」を掛け合わせ、「タツノコスクエア」というサイトを立ち上げました。

集客手段がないため(メールアドレスすら分からないため)、チラシを作成しアポなし営業をしました。自転車で駆け巡りました。しかし、結果は惨敗。月額500円のサブスクで始めようとしましたが、コロナで苦しむ事業者の方たちにとって、わけがわからないサイトへ500円支払って固定費を上げることなどするわけありませんでした。(私でもしません)

ゆえ、サイトはcloseしました。しかし、小規模事業者の方たちを助けるサイトのニーズは必ずあると確信しているので、2021/4以降に再度立ち上げようと考えております。今回は、小規模事業者の方からお金はいただかず、無料で始めようと思っています。収益モデルは、不本意ながら広告モデルor大きくして自治体へEXITを考えています。

フリーランス活動

上記2つは、自分がサイト運営者となり収益化を目指す系です。収益化に時間がかかり、集客に資本が必要であったため 「おうちのレビュー」 の基本機能完成を持って収益化活動の流れを変えることにしました。 サイト作成を作成して日銭を稼ぐ、いわゆる「フリーランス」へ転身しました。

イベントマッチングサイト(RealtimeSocial )やイベント登録サイトなんかを委託開発しました。結果として、数値目標にしていた会社員時代の月収を超えることにも成功しました。

フリーランスとして、そこそこ金を稼ぐことができるようになったことで、「 自分で稼ぐ力をつける」という目標はとりあえず達成です。しかし、この活動の対価は、労働に比例するモデルであり、自分の本位とするものではありませんでした。指数関数的な収益化に向け、別の道を見つける必要があると考えおります。いくつかアイディアはあるので、今後トライしていきます。

そんなときに・・・

おうちのレビュー」 の基本機能もおおよそ完成し、Webアプリ作成以外の収益化を考えていた時に、とあるベンチャー企業からコンタクトがありました。その会社は、創業2年程の小さなベンチャーで、乳幼児向けの医療機器を製造・販売 する会社です。 会社員として働きたくねえ、今後会社員には戻らねえと啖呵切って退職しましたが、6カ月もすればその想い・熱量は少しずつ薄れており、とりあえず話を聞きに行くことにしました。 (この時、明確にどっかの会社で働こうとは決めていませんでした)

CEOやCOOと面談をしましたが、まず風貌からびっくり。ベンチャーだし、襟付きシャツで行けばいいや~と軽い気持ちでいきましたが、社長は短パンジャージにクロックスで会議室に登場。しかし、そこから語られる思いは非常に熱い想いで、今後の事業展開について非常にロジカルに伝えていただき、将来的にはJJ(某医療機器メーカー:時価総額数兆円)買収までのロードマップも教えていただきました。(笑)

社長と面談し非常に感じたのが、「会社員=悪」ではなく、会社・組織は非常に多様であり、最初に属した会社・組織が私にfitしていなかっただけということです。CEO, COOの面談を通じてこの人たちと一緒に働きたい、一緒にJJ買収したいと強く思いました。幸いなことに、採用していただけたため、現在はその某医療機器ベンチャーで働いています。

re: 会社員

転職して、3か月くらい経過し、その中で感じたことを軽く書いてみます。(半年くらい経過したらまた新しい記事を書きます)

①小さな組織ゆえ

小さな組織であるため、エンジニアとして採用されていますが、製造部門も経験でるし、病院に行って患者さんにも会います。製造した製品を患者さんが取り付け、治療している現場まで見ると、非常にやりがいを感じることができます。

冒頭お伝えしたように、 「世の中の人に使っていただけるもの・サービスをつくりたい」 という想いを強く持っていますが、この仕事を通じて想いを実現することができています。これは、組織がまだ小さいため、すべてを携わることができているからだと思います。

②No rules

2つ目に、ルールがありません。(厳密にはまだできていません)ゆえに、自分の頭で考えて行動する必要がありますが、私にはこの働き方がフィットしている気がします。極論、成果さえ出せば働かなくてもいいという考え方ですが、私はこの考え方に強く同意しますし、これが究極の「働き方改革」だと思っています。法律に沿って仕事はしていますが、その中で非常に自由に働かせてもらっています。

③意思決定がバカ早い

ビジネスにおいて、意思決定の速さは非常に大切でしょうが、組織が小さいので意思決定は爆速です。最高。

ほかにも色々ありますが、それはまた今度。

まとめ

社会が大きく変化する中、個人的にもよくわからないことを色々とやっていました。Webサービスローンチ、ベンチャー転職など、退職直後には到底予想できないイベントがたくさん発生し、個人的にも非常に大きな変化のある1年でした。

この1年(2020)を通じて、「人生予想できない」ということを学びました。そのうえで、「人生は予想できないからこそ、予想なんてせずその時最適と思う意思決定を最速で行い、常に歩みを進めることが大切」だと感じました。

ユリ・ゲラーではないので、人生なんて予想できません。だからこそ、自分が信じる考え方・価値観に沿って、その時最適の意思決定を最速で行うべきだと思いました。

まとまらない話ですが、2020年はこんな感じでした。2021年がもっと刺激的で、実りのある1年になるよう、日々行動していきます。

ブログ更新はもっと頻繁に行えるように頑張ります。(笑)

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